カテゴリー別アーカイブ: 起業

関家平安

写真は今回の台湾行きで土産物店で入手した置物です。台北は人口密集地ですので、ほとんどの世帯が高層住宅で暮らしています。葬送の問題も深刻で、昔ながらの土葬墓を持てるのは富裕層に限られ、納骨堂利用もコストがかかるということでした。街中は個人商店が多く、独立心が高いたくましさと温暖な気候からくる大らかさを感じました。

戦争体験と経営者

入手できるのは来週半ば過ぎになりそうですが、次に読みたい本は、立石泰則著『戦争体験と経営者』(岩波新書、780円+税、2018年)です。大半の人はできるだけ楽に働きたいと考えると思うのですが、戦後日本の経済を引っ張て来た経営者の中には少なからず強烈な使命感で事業を進めてきた人物がいます。逆に何の反省もなく武器製造や輸出で儲けようとする者もいます。事業を語る前にどのような社会を創りたいのか、人間としての倫理を考えてみたいと思います。

過ちを学ぶことに意味がある

昨日、浜矩子著の『窒息死に向かう日本経済』(角川新書、820円+税、2018年)を読了し、今は御厨貴・本村凌二両氏による対談構成本の『日本の崩壊』(祥伝社新書、820円+税、2018年)を読み進めています。それぞれ日本の経済や政治の過ちについて解説してくれている本です。ちまたで見かける日本礼賛本や外国偏見本よりは、精神衛生上、良い本だと思います。過ちが分かるからこそ、それに乗らずに済む生き方が過ごせるわけで、乗せられてバカを見る愚を小さくできる点でお得です。たとえば、JPX日経400にランクインする呪縛に囚われた企業なんかに勤めるものではないという気になります。

壊しては創るの繰り返し

株式会社アテンプトで行っていた一つの事業をこのたび整理することとしました。運営自体は順調でしたが、市況が悪く、こればかりは経営努力で改善できない分野でしたので、取り返しがつかなくなる前に離脱することにしました。この点は、代表者一人の企業ですので、動きはいかようにも早くできます。当面は知財を活用した事業に注力し、状況が変われば再参入も考えたいと思います。考えてみれば、会社員時代もいろんなプロジェクトに取り組み、後に畳んだものも数多くあります。そういう経験が飽きが来なくて向いている気がします。

民泊新法施行

住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法の施行日を迎えました。すでに届出を済ませた事業者が3000件ほどはあるようですが、届出を行わない事業者はヤミ民泊に走るのか、事業継続を諦めるのか、というところです。届出番号を取得できないと正規の仲介事業者を通じた利用者の確保ができませんから、ヤミでは集客力が落ちてしまいます。事業を行うためには、衛生面や防災面での設備対応が求められますので、物件によっては費用がかさんでしまいます。届出事業者となると、日常の管理はもちろん、定期的に宿泊実績の報告も求められます。しかも年間の稼働日数は半分以下に抑えなければなりません。収益を上げながら行政の監視にも対応するというのは、それなりに事業者の管理能力が問われます。

専門職能のバージョンアップ

昨日も専門職の業務研修に参加しました。一つでも何か新しい気づきが得られると出た甲斐がありますが、すでに理解していることの確認だけだと、動機が下がります。しかし、こうした無駄の上にしか責任ある仕事の完了は生まれないことも分かります。本日の朝日新聞では、3月15日から申請受付が始まった民泊事業者の届け出が1000件に満たないことを報道していました。新たな法律や改正に伴ってどのようなメリットがあるのかを国民に解説し、活用してもらうのも法務専門職の役割だと思います。

好対照

電子媒体が普及している中で、一般に印刷業界は斜陽産業といわれます。それでも、需要はあるわけで限られた印刷会社は生き残っていくと思います。その印刷会社関連のニュースで対照的な経営者の姿勢の報道に接しました。一つは、東証一部上場の世界的にも最大規模の大日本印刷の39年ぶりの社長交代ですが、これが3代続けての世襲となっており、「“息子ありき”で選んだわけではなく、候補者の中から適任者を選んだ。」ということでした。しかし、グループで4万人近い人材がいながらこのざまとは、政界と似たような人材不足が哀れに思えました。もう一つは、福岡市に本社を置く青陽社の80歳の創業者社長が、九州大学に奨学金名目で5億円余を寄付したことです。この方は、家庭が貧しく高校在学中に恩師から九大進学を勧められたそうですが、あきらめた経験をお持ちです。「死んで財産を残すよりも若い方に渡した方が、お金が生きる、あの世に行ったときは財産ゼロという死に方をしたい」と語っておられます。こちらには清々しさを覚えます。

研修参加

3時間ほど、所属団体の研修に参加してきました。さまざまなテーマがあり、その専門知識がすぐに業務の役に立つというわけではありませんが、参加会員の顔ぶれを見ると、やはり学習意欲のある会員の方が、仕事もできる割合が高いと思います。あまり研修に顔を見せない会員は、よほど業務の幅が狭いか、依頼者の期待に応えられないか、という気がします。専門士業に問題解決を依頼される場合は、よく研修に参加して勉強している人かどうかを一つの判断材料にしてかまわないかと思います。

六本木にも同名の会社があるようです

熊本県および同県下44市町村が共同運営している電子申請システム「よろず申請本舗」が、2018年1月4日より新システムへリニューアルすると、県情報企画課より発表がありました。これに伴い、現システムでの申請受付は、2017年12月31日をもって終了し、現在利用中の利用者IDも新システムでは利用できなくなります。新システムは、セコムトラストシステムズ発行の行政書士用電子証明書に対応していないことから、電子申請による職務上請求のメニューも廃止となるということでした。もともと行政書士向けのメニューが手数料支払いの電子決済に対応しておらず利便性に欠けていたため、この廃止は無理からぬことでした。話は変わりますが、プライバシーマーク認証でおなじみのJIPDECが運営する「ROBINSビジネスレポート」という企業情報サービスがあり、無料なのでさっそく会員登録して自社名検索を行いました。すると、東京都港区六本木に同名の会社があることが分かりました。当社が設立した当時には株式会社で同じ社名はなかったのですが、いつの間にか共存しているのが不思議です。ちなみにその住所を本店とする会社は他にも多数あり、いわゆるバーチャルオフィスのようです。

喜捨の世襲ビジネスの悲哀

昨日最寄り駅の待合室で見かけたポスターのコピーですぐに頭に浮かんだのは、神社や寺といった宗教施設でした。どこぞの元宮司の事件の記憶が新しかったのかもしれません。ところが、ご覧の通りポスターの注意喚起の対象は振り込め詐欺でした。先日、ある会合で寺の住職さんが、わが町には住民1000人あたり寺が1以上あると言っておられました。よほどの喜捨がないと成り立っていかない業界だなと思わされました。特に世襲ビジネスだけに先行き不安だろうと思います。

輸出産業としての九州の林業

九州沖縄地方で5月12日に放送されたNHK番組「なるほど実感報道ドドド!」では、「九州から始まる!ニッポン林業の夜明け」と題して変貌を遂げる輸出産業としての九州の林業を取り上げていました。思えば旧国鉄の廃線や民営化された路線にはこうした木材の輸送線路が含まれています。ですが、今は中国など近隣アジアへの輸出が伸びているそうです。熊本県の八代港も全国で2番目の木材輸出港ということを今回初めて知りました。
以下、番組ホームページより。「“もうからない産業”と言われてきた「林業」に復活の兆し!鍵は270億円にまで急成長した「輸出」だ。日本の林業を再生し持続可能な産業に育てるためにはどうすればいいのか?九州で始まった挑戦に迫る▽木材輸出日本一の鹿児島・志布志港。拡大の裏には中国での意外な需要があり!?▽韓国の伝統建築を支える宮崎産の加工木材にさらなる成長のヒントが!▽創設相次ぐ林業学校。育成目指す“次世代の林業親方”で何が変わる?」
写真はまったく関係ありません。

社会貢献

写真とはまったく関係ない話ですが、昨日の熊本日日新聞に、最初に勤務した会社社長のインタビュー記事が載っていて、趣味は「借金と納税とゴルフ」と語っていました。私が勤務していた当時も借金をしては新事業に進出し、成長させて納税するのが最大の社会貢献と言ってましたので、ずっとぶれずに事業を続けてこられたのは確かです。仕事にも遊びにも一生懸命というのがモットーで、遊びの一つがゴルフに行き着いたのだと思います。私の場合、ゴルフは封印していますが、この趣味の組み合わせには賛同です。

会社法の学習

所属団体提供のオンデマンドビデオ研修で刑法の次は会社法を学習中です。この分野は行政書士開業前から馴染みがあるので、ほとんど聞き流し状態です。法人登記申請の代理に関してはその専門士業として司法書士がありますが、公開予定企業で株式実務に携わった経験でいえば、この会社法について詳しいのは、信託銀行の証券代行部や証券代行会社であるという印象を強く持っています。もっとも、一般市民の感覚でいけば背任や横領といった経済犯罪についての理解が必要かなと思います。

なぜ起業を選んだのか

昨日も鹿児島の高校へ赴いて就職ガイダンスの仕事をしてきました。ですが、自身は起業して雇われる生き方から6年前に離れました。時折Facebookを眺めている愛知の「ブルーベリーファームおかざき」のオーナーが、起業の動機を書いていて共感することが多いように感じました。
長いですが、引用してみます。「なぜ農業を選んだのか。(中略)もう誰にも指図されずに自分の思った通りに進められると考えたら、ワクワクが止まらなかった。この時点では、脱サラ起業の目的は、“お金”ではなく、明らかに“自由”を手に入れたかった」「一つ目は「お客様と交流できる」こと。これはサラリーマン時代の反動だった。デンソーは顧客が最終ユーザーではなく、トヨタ、ホンダを初めとする自動車メーカー、典型的な「B to B」の企業。(中略)残念なことに、サラリーマン生活20年間でお客様から感謝の言葉をいただいたことがなく、モチベーションを上げにくい仕事だと言わざるを得ない。直接お客様の顔が見えて交流ができる仕事にすると決めていた。」「ニつ目は「人と地球にやさしい」こと。長女がこどもの頃から深刻なものではないが、少しアレルギー体質を持っていたことがきっかけだった。それに時代は地球温暖化、不都合な真実、ロハスなど地球にやさしい、環境に配慮することが主流になりつつあった。どうせ新しく始めるならナチュラルでシンプルな地球環境に負荷のかからない農業にしたかった。」「三つ目は、「目新しく、斬新」であること。従来型の農業では、先細りであることは間違いなく、この先立ち行かなくなる。」
自由、顔が見える顧客相手の仕事、社会貢献性、進化の追求といったところでしょうか。

新入会員研修意見交換会に参加

昨夜、新入会員研修講義ののち、意見交換会に参加しました。参加された新入会員の経験を聴くと、それぞれ可能性に満ちている思いをしました。私たち士業者は専門知識を生かして顧客の未解決問題を解決する使命があります。どういう役所・企業のどういうポストにいたから仕事ができるという甘いものではありません。確かに人脈もあるにこしたことはありませんが、冷静に振り返ると利害関係に根差した人脈というのは意外に狭くて浅い気がします。それよりは新しい顧客といかに信頼関係を結んで付き合えるかということが大事だと思います。

法人設立の流れについて講義

昨日は研修受講で、本日は講義する立場になります。テーマは法人設立の流れについてになります。代表的な法人格別に機関設計や定款作成のポイントについて講義します。いつも思いますが、講師本人が自身の専門知識を再確認するいい機会となります。

自ら考えられる担い手が育っているか

本日の日本農業新聞にトップリバーの代表者のインタビュー記事が載っているそうです。「人を育てられる農業経営者か」と「作物を生産するだけの農家か」の違いを明確に指摘されていました。この方の著書を以前読んだことがあります。厳しい物言いをされていましたが、現実を言い当てているのは確かです。

自販機ビジネス進出のお知らせ

株式会社アテンプトは、このたび、自動販売機を使用した各種飲料等の小売事業を福岡県および熊本県内において展開する株式会社サンエイ(福岡県糟屋郡粕屋町仲原2760番地1 代表取締役 松岡祥一氏)と、業務パートナー契約を締結し、自動販売機設置先顧客(ロケオーナー)の営業開拓業務を取り扱うこととなりました。

株式会社サンエイは、「スーパードリンク」というサービスブランド名をもって、人気飲料商品をワンコイン(100円以下)でご購入できる自動販売機をご提供しています。これまでの自動販売機のサプライチェーンを根本から見直し、「激安自販機」の仕組みを開発し、設置・商品補充・代金回収・メンテナンスなど、自動販売機に関わる全ての業務をサンエイで対応しています。

株式会社サンエイの代表者・松岡祥一氏は、3台の中古自販機で始めた「激安自販機」の事業を年商30億円にまで成長させた人物で、自身の経験をもとに、飲料業界の実態とともにその「自販機ビジネス」のノウハウをすべて公開した著書『資金ゼロ知識ゼロからの自販機ビジネス』 (ポプラ新書)を2016年に出版しています。

株式会社アテンプトでは、自動販売機設置をご検討いただけるお客様をご訪問し、株式会社サンエイが「スーパードリンク」のサービスブランドで展開する「自販機ビジネス」の特長や仕組みについてご説明いたします。その際に、お客様から情報を提供していただき商品構成、設置台数などのご要望をお聞きいたします。ご契約は、株式会社サンエイより豊富な実績とノウハウを基にした最適なプランをご提案した後、十分にご納得いただいた上で、お客様と株式会社サンエイとの直接締結となります。設置スペース・場所によってはご契約いたしかねる場合がありますので、ご理解願います。

ご契約後は、必要な書類作成、関係各所への手続き等はすべて株式会社サンエイが責任をもって行い、電気工事等が必要な場合は別途ご相談の上で手配いたします。設置担当者が安全面や環境を考慮した上で設置を行い、作動部分の調整・確認、衛生作業、動作確認など初期稼働に関する綿密な点検・テストを行います。これらの作業が済めば設置完了し、その日からお客様の自動販売機が稼働します。

株式会社サンエイのルート担当者が定期的に訪問し、賞味期限のチェック・売上管理・代金回収・釣り銭補充・商品の補充や詰め替え、空缶やボトルの回収、自販機の外観から内部の清掃等を定期的に行い、周辺の環境に気配りをします。新商品の入れ替えやHOT/COLDの切り替え時期等をご提案します。

そうねだいたいね

「今何時? そうねだいたいね」というのが、昔の歌詞にありますが、当社の事業は、今何次なのでしょうか。現在の主要事業である農業に関連深い用語として、「6次産業」というのがあります。これは、ある農業経済学者が提唱した造語で、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表しています。ただ、当社の場合は、あまりクロスせずに複数の分野を取り扱っていますので、7次ぐらいにはなっているかもしれません。近く新しい取り扱い事業について発表できそうです。