カテゴリー別アーカイブ: 雇用

高校生への就職指導で伝えていること

就職を目指す高校生へ模擬面接指導で常々以下のことを話しています。まず、面接を行う企業の担当者も高校生以上に緊張しています。採用専門部署のある大企業ならいざしらず中小企業になると、日ごろ面接経験が少ない担当者が選考にあたることもあります。少しでも生徒の長所を探ろうと親切な質問をしてくれるとは限りません。勢い外見からのイメージ選考に終わってしまうことがあります。ですから、準備する自己PRでは、模擬面接で追加質問された内容を含めるよう勧めています。それと、採用選考は面接時間中だけが対象とは限らないということです。応募会社の敷地に一歩足を踏み入れたらそのときから見られていると思ってもらってかまいません。受付での応対、面接控室での態度など、集中していない時間帯ほど、本性が現れるものです。その意味では、採用選考は会社全体で行われているものです。

2月もあっという間

今日明日と2日続けて高校での就職ガイダンスの仕事が続きます。来週も3校訪問します。その合間合間に他の仕事もいただいています。そういうわけでお客様の年齢層が広いのが特徴です。どちらも楽しく進めたいものです。

半月で設置希望が30台以上

熊本へ進出して半月足らずでスーパードリンク自販機の設置希望が30台以上となりました。設置場所のオーナー様にも、ドリンクを購入されるお客様にとっても、お得なのがご支持をいただいている結果のようです。
年明けから行っていた当社のミニトマト収穫パートの募集は、本日充足しました。ただいま生産真っ盛りです。今週も研修受講が2日、講師登壇が2日と、さまざまな活動予定が目白押しです。

自ら考えられる担い手が育っているか

本日の日本農業新聞にトップリバーの代表者のインタビュー記事が載っているそうです。「人を育てられる農業経営者か」と「作物を生産するだけの農家か」の違いを明確に指摘されていました。この方の著書を以前読んだことがあります。厳しい物言いをされていましたが、現実を言い当てているのは確かです。

『共生保障』読書メモ

宮本太郎著『共生保障』(岩波新書、840円+税、2017年)
p.ⅰ「地域社会が持続困難になりつつあるのではないか。そのような見通しが表明され、実感をもって受け止められている。現役世代が数の上で減少しているだけでなく、経済的に弱体化し、社会的に孤立する人々が増えている。高齢世代など「支えられる側」と見なされてきた層が膨らむなかで、中間層が解体し、地域を支える力が弱まっているのである。」
p.92「「支える側」と「支えられる側」、それぞれの制度が二元化し、その「間」で解決されない複合的問題を抱え込む人々が増大している。もっと多様な人々が加わることができる就労や居住のかたちを構築し、人々をそこにつないでいくことが求められる。」
それにしても劣化した雇用の現場が多いことも現実です。高い倫理観をもった経営者がいかに少ないかと思わされます。

2月に入りました

2月に入りました。初日は鹿児島県内の高校で就職ガイダンスに携わります。この就職指導の業務は今月数回あります。加えて行政書士の業務、これには会の活動もあります。研修を受けたり、講義する方に回ったりします。収穫最盛期を迎えている農場の様子も気になりますし、その労務管理の業務もあります。有望なスーパードリンクの案内にも時間を割きたいと考えていますし、地域福祉の向上に係る活動もいろいろ予定が決まっています。お会いする相手ごとにお渡しする名刺も当然に異なりますので、名刺別の入れ替え補充も欠かせません。いろいろと多岐にわたっての行動が続きますが、バラバラのようでいて後でその時々の経験が役立つことが結構あります。楽しんで過ごしたいと考えています。26日にはJ2も開幕です。そちらも予定に入れています。

就職ガイダンスの季節

夏は高校3年生向け、冬は高校2年生向けの就職ガイダンスの仕事に携わることがあります。どのような仕事に就くかによって人生は変わります。しかし、最初に就いた仕事の内容や取り巻く環境が変わらないということはありません。学卒者が入社後短期間にその仕事の適性を自己判断するのはあまり良くないことだと思います。一方で、仕事の変化・進化に伴って自己の成長を楽しめるかどうかは、職業経験年数に左右されない気がします。

ミニトマト収穫パート募集

勤務地が玉名市横島町横島となる農業ハウス内でのミニトマト収穫作業のパート募集の求人を昨日ハローワークに出してきました。インターネット版ハローワークにも掲載される予定です。
(2017年2月14日追記:上記の求人は充足したため募集を締め切りました。)

賃上げは人材確保に必須

10月1日から適用される熊本県最低賃金が21円引き上げられて時給715円となることが決まりました。ただし、大都市の引き上げ額は大きいですから、年々その差は開いていきます。東京都とは200円、福岡県とも50円違います。熊本県でも北部は福岡県への通勤圏ですから、対抗上、最低賃金ギリギリでしたら、優れた人材の確保がままなりません。当社も賃金引き上げを実施する予定です。

高度職業能力を持つ外国人の定着を図ろう

昨日は熊本市国際交流会館における出入国管理の相談員として対応にあたりました。その際の相談事例にはないことですが、せっかく本県内の大学や大学院に進んだ外国人留学生たちが、卒業後、母国へ帰国したり、他国に活躍の舞台を求めて、県内に定着する例は少ないと聞きました。非常にもったいないことです。高度な職業能力を有した外国人を受け入れるに足る企業が少ないことや起業の難しさがあるのかもしれません。いくら日本人の出生率を増やしても納税等で貢献してくれるまでは20年以上を要します。ですが、有能な外国人が地域に定着してくれれば、即戦力となります。留学生への奨学金は手厚いのですから、そのリターン利益を得るためにも真剣に取り組むべき課題だろうと思います。

8月に入りました

高校生の新卒採用選考の解禁は9月16日からです。8月に入りましたので、残り1カ月半となりました。解禁当初から動く企業の採用担当者は比較的面接にもなれていてそつなく質問を行い、応募者の人柄をあぶりだすのが上手だと思いますが、日ごろ面接の機会がない企業の場合は、担当者の方が緊張して高校生に対してあまり質問を行えないものです。そのため、つい外見の第一印象で選考しがちです。逆にいえば、しっかり自己PRができたり、企業へ質問ができる応募者はたいへん有利です。出会う機会のある高校生にはこうした採用現場の実情を伝えていきたいと思います。

体力差以外に年齢は関係ない

17-18歳というと、だいたい高校3年生であり、この時期になると将来が決まってくるころです。進学なのか就職なのかがまず大きな分かれ目です。就職については4年先、6年先と、進学すれば先延ばしになりますが、覚悟を決めるという点では、変わりないような気がします。また就職してもその仕事が未来永劫あるとは限りません。技術や市場といった環境が変われば、無くなる仕事と新しく生まれる仕事があります。新しい仕事については年齢差は関係ありません。対応するのか、別の道を歩むのか、そこでも決定が迫られます。そうしてみると、年齢というものは体力差以外に変わりはない気がします。高齢者になっても仕事をしていていいのではないかと思います。若者から仕事を奪うという考え方はしない方がいいかもしれません。

雇用なしで生きる

介護離職に加えて保育離職により社会で活躍できない問題がクローズアップされています。そのために介護や育児の休業・休暇もありますが、期間があまりにも短く到底対応できていないのが現状です。働き方も合わせて考えなければなりません。写真はこれから読む本の表紙です。

夢を語る

3月1日にオープンする地域密着型デイサービスWish(合同会社つなぐ)の内覧会に昨日行ってきました。リハビリに力を入れているほか、介護保険でカバーできない日常生活支援にも積極的な事業所です。今後の飛躍を期待しています。
その足で、中学校の授業参観にも参加しました。「夢を語る」パネルディスカッションということで、社会人等のパネリストと、あらかじめ自分の夢についての作文を用意した生徒たちが参加しての総合学習の時間でした。夢について印象に残ったのは、ボクシングで日本一になった経験のある高校教諭のパネリストの発言で、「夢とは、必ずしもなりたい職業ではない。なりたい職業に就いたとしても叶えたいものが夢である。努力すれば夢は必ず叶えられる。」ということでした。中学生時代の思考はどうしても狭くなりがちです。大人としては尊重することも大事ですが、おもねってもなりません。仕事の名称や肩書きといった位置がかもし出す見栄にこだわる夢はあまり意味をなさないと思えました。よくすぐに役立つ学問はすぐに役立たなくなるといわれます。どのような分野に進むのであれ、世界の歴史を学んでほしいし、最後は価値観というか哲学の問題になるということを、中学生たちには知ってほしいと思いました。
さて、けさの目覚め前の夢は、タチの悪い債務者のところへ踏み込んだところ、額面が細かく異なる有価証券類がたくさんあり、回収額をその場で計算するために、大勢の社員を呼び寄せて指図するというものでした。登場人物が過去の勤務先関係者であったり、今の同業者だったりと、ハチャメチャなものです。睡眠中の夢はたいてい過去の仕事など斬った張ったが多いのがナゾです。

仕事について

昨日おじゃました介護事業所で利用者の方と話をしたときに、その方の職業人生について伺う機会を得ました。何度も繰り返して言われていたのが、仕事をしているときが楽しかったということでした。もちろん仕事での失敗もあり、その際に社内外に謝った経験も話していただきましたが、他人から期待されることの充実感が何よりも勝っていたのだろうと思います。たとえば若者が自分のキャリアを考えたいときには、あまり職業経験のないコンサルタントのカウンセリングを受けるよりは、こうして仕事を続けてきた高齢者の話を聴いた方が断然役に立つと思います。

時間銀行

深刻な不況と高失業率にあえぐスペインでは、「雇用なし」で生活の糧を得るため、「時間銀行」や「地域通貨」などを活用して、既存の経済・社会システムに依存せず、支え合って生きる社会をつくる取り組みが生まれているそうです。球磨村の暮らしに通じるものがあるのかもしれません。近く出るルポ本を読んでみたいと思っています。

遊び仕事

水俣病センター相思社発行の『三人委員会 水俣哲学塾』の中で、鬼頭秀一氏が触れていた「遊び仕事」という言葉が印象に残っています。民俗学では「マイナー・サブシステンス」というそうですが、まずサブシステンスというのは、稼ぎのための農業がその例にあたります。これにマイナーが頭に付いた営みとしては、山で山菜を摘んだり、川で魚を釣ったりすることになりますが、市場経済的な経済行為ではなく、遊びの要素が入った分配ということになります。トラクターが入らない棚田での稲作も儲からないという意味では、精神的な満足を得ることに意味がある営みといえます。仕事が稼ぎとなった途端、それが規模が大きくなるほどに賃労働のウエイトが大きくなり、人との関係もカネによる支配ということで、なんとも殺伐になってきます。もっとも、社会における労働のあり方としては、このカネによる人の支配という関係から目をそらさせるため、会社への貢献イコール仕事のやりがいが美化され、そうした物語を信じ込ませる就職指導が巷でははやっているわけですが。こうした方向に考えを進めると、夢も希望もなくなりますが、確かに「遊び仕事」の世界があるのも事実です。この要素は日頃の生活で大切にしたいと思います。