カテゴリー別アーカイブ: 雇用

新たな在留資格

今月から新たな在留資格として介護が認められるようになりました。これは留学生が介護福祉士の資格を取得してそのまま日本国内の介護施設に就職することを想定しています。昨年11月の入管法改正で創設されたものです。これまで数か国だけに介護分野の技能実習生が認められていましたが、それよりも双方が安定的に働けることになります。農業分野でも国家戦略特区制度を使って外国人労働者受け入れを求める声が県からも上がっているようですが、これも全国的に拡充することが望ましいと思います。労働力不足の産業は伸びしろがある産業でもあるわけですから、現役世代の人口が増えることは税収や社会保障の拡充にもつながります。ということは国民の暮らし向きも良くなるわけで低賃金の労働者に働き口が奪われるという心配よりもプラス効果が高いと考えます。定着した外国人が帰化してくれることも歓迎すべきです。

無人駅

就職ガイダンスの仕事で時折初めて降り立つ駅があります。写真の駅舎に隣接する高校へは1年前にもおじゃましたのですが、この城を模した無人駅舎は初めて目にしました。通学歴にある人にとってはきっと懐かしい風景なのではないでしょうか。

明日から鹿児島行き

今年は2月も何校かの鹿児島県内の高校を訪問しましたが、明日あさってと通いで鹿児島県内の高校へ就職ガイダンスのため行くことになりました。新規学卒の就職環境はここ近年改善されていますが、問題は職業人生は長いということです。数十年の間に仕事自体の盛衰もあります。そうした変化に対応できる人材になってほしいと思います。

人で組織は変わる

このところ役員を仰せつかっている団体の会議に立て続けで参加しています。一つは20-30歳台の職員に世代交代を果たした財団法人。やはり人柄が慕われて外からの来訪者や資金面での支援者が増えてきています。もう一つは、郡部の医療法人。経営改善の経験豊富な若い事務部門長を招聘して人手不足に悩む業界にあって今春20名の新規採用に成功されています。それだけ職員が確保できればサービスも向上し、ますます事業成長が見込めると思います。人で組織が変わることを目の当たりにしています。トップがその気になるよう外部の役員が発言することも合わせて大事だと思いました。

集中力

スポーツの試合結果を振り返ると、一瞬集中力が切れた時間帯の失点が命取りになることがよくあります。就職時の採用選考もそうした側面があります。ただし、応募者自身はたとえば面接において自分が話す自己PRタイムだけが選考されていると勘違いしている向きがあるようです。採用側の立場でいえばけっしてそんなことはなく、受付で適切に挨拶ができているか、会社説明を聴くときの態度がおかしくないか、お茶を出されたときの反応がどうかといった、応募者の普段の人柄も判断して選考しています。ですから、面接室へ入る前に応募者自身が「不採用にしてください」というサインを出していることがあります。こうした課題を抱える応募者は何社応募しても改善すべき課題を理解していないので、同じ結果を繰り返してしまいます。改善ポイントを修正しなければ次の試合も負ける。これは就職もスポーツも同じです。

在留資格「介護」の新設に係る特例措置

出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律(平成28年法律第88号)が2016年11月28日に公布され、在留資格「介護」の創設に係る規定については、公布の日から起算して1年以内に施行予定のところ、施行日までの間、特例措置が実施されることとなりました。
特例措置の内容としては、2017年4月から施行日までの間に、介護又は介護の指導を行う業務(在留資格「介護」に該当する活動)を開始しようとする外国人から、在留資格変更許可申請又は上陸申請があった場合には、在留資格「特定活動」(告示外)を許可することにより、介護福祉士として就労することを認める、というものです。
対象者としては、施行日までに社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)第39条第1号から第3号までに規定する文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した養成施設(以下「介護福祉士養成施設等」という。)を卒業する者及び既に介護福祉士養成施設等を卒業した者となっています。外国人が日本国内の社会福祉系の学校へ留学して新卒後に介護労働者として雇用される道が開かれましたので、こうした留学生の増加が期待できますし、介護業界のみならず、教育機関、地域社会にとっても目を向けたいところです。

高校生への就職指導で伝えていること

就職を目指す高校生へ模擬面接指導で常々以下のことを話しています。まず、面接を行う企業の担当者も高校生以上に緊張しています。採用専門部署のある大企業ならいざしらず中小企業になると、日ごろ面接経験が少ない担当者が選考にあたることもあります。少しでも生徒の長所を探ろうと親切な質問をしてくれるとは限りません。勢い外見からのイメージ選考に終わってしまうことがあります。ですから、準備する自己PRでは、模擬面接で追加質問された内容を含めるよう勧めています。それと、採用選考は面接時間中だけが対象とは限らないということです。応募会社の敷地に一歩足を踏み入れたらそのときから見られていると思ってもらってかまいません。受付での応対、面接控室での態度など、集中していない時間帯ほど、本性が現れるものです。その意味では、採用選考は会社全体で行われているものです。

2月もあっという間

今日明日と2日続けて高校での就職ガイダンスの仕事が続きます。来週も3校訪問します。その合間合間に他の仕事もいただいています。そういうわけでお客様の年齢層が広いのが特徴です。どちらも楽しく進めたいものです。

半月で設置希望が30台以上

熊本へ進出して半月足らずでスーパードリンク自販機の設置希望が30台以上となりました。設置場所のオーナー様にも、ドリンクを購入されるお客様にとっても、お得なのがご支持をいただいている結果のようです。
年明けから行っていた当社のミニトマト収穫パートの募集は、本日充足しました。ただいま生産真っ盛りです。今週も研修受講が2日、講師登壇が2日と、さまざまな活動予定が目白押しです。

自ら考えられる担い手が育っているか

本日の日本農業新聞にトップリバーの代表者のインタビュー記事が載っているそうです。「人を育てられる農業経営者か」と「作物を生産するだけの農家か」の違いを明確に指摘されていました。この方の著書を以前読んだことがあります。厳しい物言いをされていましたが、現実を言い当てているのは確かです。

『共生保障』読書メモ

宮本太郎著『共生保障』(岩波新書、840円+税、2017年)
p.ⅰ「地域社会が持続困難になりつつあるのではないか。そのような見通しが表明され、実感をもって受け止められている。現役世代が数の上で減少しているだけでなく、経済的に弱体化し、社会的に孤立する人々が増えている。高齢世代など「支えられる側」と見なされてきた層が膨らむなかで、中間層が解体し、地域を支える力が弱まっているのである。」
p.92「「支える側」と「支えられる側」、それぞれの制度が二元化し、その「間」で解決されない複合的問題を抱え込む人々が増大している。もっと多様な人々が加わることができる就労や居住のかたちを構築し、人々をそこにつないでいくことが求められる。」
それにしても劣化した雇用の現場が多いことも現実です。高い倫理観をもった経営者がいかに少ないかと思わされます。

2月に入りました

2月に入りました。初日は鹿児島県内の高校で就職ガイダンスに携わります。この就職指導の業務は今月数回あります。加えて行政書士の業務、これには会の活動もあります。研修を受けたり、講義する方に回ったりします。収穫最盛期を迎えている農場の様子も気になりますし、その労務管理の業務もあります。有望なスーパードリンクの案内にも時間を割きたいと考えていますし、地域福祉の向上に係る活動もいろいろ予定が決まっています。お会いする相手ごとにお渡しする名刺も当然に異なりますので、名刺別の入れ替え補充も欠かせません。いろいろと多岐にわたっての行動が続きますが、バラバラのようでいて後でその時々の経験が役立つことが結構あります。楽しんで過ごしたいと考えています。26日にはJ2も開幕です。そちらも予定に入れています。

就職ガイダンスの季節

夏は高校3年生向け、冬は高校2年生向けの就職ガイダンスの仕事に携わることがあります。どのような仕事に就くかによって人生は変わります。しかし、最初に就いた仕事の内容や取り巻く環境が変わらないということはありません。学卒者が入社後短期間にその仕事の適性を自己判断するのはあまり良くないことだと思います。一方で、仕事の変化・進化に伴って自己の成長を楽しめるかどうかは、職業経験年数に左右されない気がします。

ミニトマト収穫パート募集

勤務地が玉名市横島町横島となる農業ハウス内でのミニトマト収穫作業のパート募集の求人を昨日ハローワークに出してきました。インターネット版ハローワークにも掲載される予定です。
(2017年2月14日追記:上記の求人は充足したため募集を締め切りました。)

賃上げは人材確保に必須

10月1日から適用される熊本県最低賃金が21円引き上げられて時給715円となることが決まりました。ただし、大都市の引き上げ額は大きいですから、年々その差は開いていきます。東京都とは200円、福岡県とも50円違います。熊本県でも北部は福岡県への通勤圏ですから、対抗上、最低賃金ギリギリでしたら、優れた人材の確保がままなりません。当社も賃金引き上げを実施する予定です。

高度職業能力を持つ外国人の定着を図ろう

昨日は熊本市国際交流会館における出入国管理の相談員として対応にあたりました。その際の相談事例にはないことですが、せっかく本県内の大学や大学院に進んだ外国人留学生たちが、卒業後、母国へ帰国したり、他国に活躍の舞台を求めて、県内に定着する例は少ないと聞きました。非常にもったいないことです。高度な職業能力を有した外国人を受け入れるに足る企業が少ないことや起業の難しさがあるのかもしれません。いくら日本人の出生率を増やしても納税等で貢献してくれるまでは20年以上を要します。ですが、有能な外国人が地域に定着してくれれば、即戦力となります。留学生への奨学金は手厚いのですから、そのリターン利益を得るためにも真剣に取り組むべき課題だろうと思います。

8月に入りました

高校生の新卒採用選考の解禁は9月16日からです。8月に入りましたので、残り1カ月半となりました。解禁当初から動く企業の採用担当者は比較的面接にもなれていてそつなく質問を行い、応募者の人柄をあぶりだすのが上手だと思いますが、日ごろ面接の機会がない企業の場合は、担当者の方が緊張して高校生に対してあまり質問を行えないものです。そのため、つい外見の第一印象で選考しがちです。逆にいえば、しっかり自己PRができたり、企業へ質問ができる応募者はたいへん有利です。出会う機会のある高校生にはこうした採用現場の実情を伝えていきたいと思います。

体力差以外に年齢は関係ない

17-18歳というと、だいたい高校3年生であり、この時期になると将来が決まってくるころです。進学なのか就職なのかがまず大きな分かれ目です。就職については4年先、6年先と、進学すれば先延ばしになりますが、覚悟を決めるという点では、変わりないような気がします。また就職してもその仕事が未来永劫あるとは限りません。技術や市場といった環境が変われば、無くなる仕事と新しく生まれる仕事があります。新しい仕事については年齢差は関係ありません。対応するのか、別の道を歩むのか、そこでも決定が迫られます。そうしてみると、年齢というものは体力差以外に変わりはない気がします。高齢者になっても仕事をしていていいのではないかと思います。若者から仕事を奪うという考え方はしない方がいいかもしれません。