農地活用 農業参入」カテゴリーアーカイブ

行政書士に聞いてみよう

9月28日の熊本日日新聞最終面に熊本県行政書士会が10月に実施する無料相談会の広告が掲載されています。暮らしの困りごとはいろいろ専門家に聞いてみるのが解決への早道です。ぜひ活用してください。

紛争の防止と顧客の保護

一昨日、宅地建物取引士法定講習を受講しました。前回受けたのは宅地建物取引主任者法定講習として最後のときでした。4年半前と比較するとテキストの分量・講習時間が増えて、コンプライアンス研修の色彩が濃くなった印象を持ちました。指導監督を行う県職員の講義では質の悪い宅建士の事例が数多く出され、士業の責任の重さを実感しました。顧問弁護士による法改正解説は、行政書士業務にも役立つ内容で勉強になりました。こうしてみると、試験レベルは宅建士になってから格段に上がってきているのかもしれません。

10月の相談員担当

以下の日程で行政書士無料相談員として参加対応します。
10月17日(木)10:00~16:00、鶴屋百貨店本館7階 レストランアベニュー レストスペース
10月20日(日)13:00~17:00、熊本市国際交流会館2階 外国人支援総合相談プラザ

更新講習

今週は宅地建物取引士の更新講習の受講を予定しています。宅建士証の発行を受ける場合は、5年ごとにその更新手続きが必要です。わずか1日の講習ですが、その間に法改正もありますし、必要なことだと思います。行政書士の場合は、入管申請の取次を希望する場合は、3年以内に講習を受けないと出入国在留管理局への届け出がなされません。さまざまな専門職に依頼される場合に、所属団体実施の講習を積極的に受けているかどうかは、資質を判断する要素になります。極端な話、所属団体内で処分を受けている会員は研修を受講できないこともあります。

ショップページをクローズしました

EC-CUBEを利用していたオンラインショップページをクローズしました。以前は農業事業を行っていましたが、現在は農業資材の譲渡情報だけの出品だったのと、来月からの消費税率アップや軽減税率にシステムが対応していないこともありました。
農業については農地利用最適化推進の活動に注力しています。

農村の自立

旧清和村長で、今は私と同じ熊本県行政書士会会員である兼瀬哲治会員の著書『農村の第四革命』(熊日出版、1000円+税、2019年)が、昨日(6月9日)の熊本日日新聞読書欄で紹介されていました。太陽光発電や小水力発電で農村の自立に成功された実践の記録が綴られています。本年度より私は本会の研修部長となりましたので、ぜひ兼瀬講演を企画したいと思っています。写真はブラジル原産のジャカランタという花木です。宮崎県日南市に群生地があります。

責任の問い方

養液栽培による農業事業を行っていたころ、原発プラントと同じような問題を抱えていると思いました。農業の場合、生産性を高めるためにまず技術的な成功を追い求めがちです。しかし、どうしても肥料の排液が出てしまいます。冬場のハウスであれば、暖房による温度や湿度管理、果ては二酸化炭素濃度も考えなければなりません。技術的に正しいことを突き詰めれば、経費は天井知らずに上昇します。そうなると、経営的には採算が合わないことになるので、技術的にはここまでしたいということが分かっていてもあえてセーブすることをします。それと、排液はそのまま農業用水路へ流しますから、当然水質を変化させます。環境への影響はつきものです。もしも循環処理するとなると、その設備のためにさらに経営を圧迫します。原発もそうです。技術的に管理を極めれば環境への危険性は低くなるでしょうが、採算のとれる電源ではなくなり、経営的に成り立たなくなるから、どうしても管理にはある程度の線を引くという対応になってしまいます。公害病の原因企業も似たような対応を図ってきました。
このように、事業を例にとると、技術、経営、環境の3つのバランスの取り方が重要です。それぞれのマイナス部分の内容次第では事業自体が成り立たないことがあるかもしれません。
もうひとつ考えたいのは、何か問題が発生した時に、それに対処する人が、いろんな部分への影響を多面的に考えられるかが問われると思います。問題解決能力のある人には、そうした多面的な見方ができ、そうでない人は一面的な見方しかできないという気がします。問題解決能力のない人への責任を問わなければならないとき、一面的に問うのではなく、多面的に問う必要があるかもしれません。

行政書士会のチラシその2

日本行政書士会連合会のマスコットキャラクター・ユキマサくんを使用したほんわかした仕上がりです。ウソではありません。

http://attempt.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/03/kansatsu2.pdf

ひとり広報活動

当職も委員を務める宇土市農業委員会の今月の会議が昨日開かれたおりに、委員25名の方に行政書士制度の広報をさせていただきました。不適正な代理申請を防止するために、委員の皆さんへご自宅の目につくところに広報チラシを貼付いただいたり、メガネレンズやスマホ画面拭きに熊本県行政書士会特製のマイクロファイバークロス(写真)を普段使用していただくよう配布しました。宇土市には行政書士が委員にいますよということも言ってくださいとお願いしておきました。

非行政書士排除の広報チラシ画像は明日以降4回に分けて投稿します。

農機具リサイクル

熊本県農業共済の広報誌『ひのくに』の中に毎号「農機具リサイクル」のコーナーがあり、当社でも不要な農業資材がありましたので出品したところ、予想を上回り10件の応募がありました。もっとも好条件を出してくれた、阿蘇のミニトマトの生産者へお譲りしました。後継者の方と共に引き取りに来ていただきました。役立ててもらって助かりました。
写真は記事内容と関係ありません。

天覧地の今

知人の耕作放棄地の近くに早期作田の昭和天皇の天覧地記念碑が建っています。農地管理できる農業後継者が少なく、移転がままならないのが、現在の課題です。また自宅近くには明治天皇の御野立記念碑があります。こちらは、例年11月に記念神事が行われていますが、普段は目立たない空き地になっています。

無為から有為を得る

昨日は珍しく外部のセミナーに参加しました。自治体主催で中央のコンサルタントを招いての地域活性化人材育成を見据える、よくありがちなセミナーです。分野的に農泊ということで、現在携わっている業務とも親和性が高いので、参加してみた次第です。正直、学びたい部分の情報が少なく、私の期待に沿う内容ではありませんでした。しかし、無為だからこそ自分にとっての有為が明確になり、その足りない部分を自ら補っていけばいいことが分かったので、まったくの無駄ではなかったと思います。それにしても、事例として紹介された農泊サイトの話を聴いて、お金を出す官とそのお金を使う民との双方の能力不足は、どのような分野でもあるなと、改めて思いました。

農地パトロール

雨天でしたが、そのため暑くもなく、地区の委員と農地パトロールを行いました。一部は解消されているものの耕作の意思すら無回答で荒廃の一途を辿りつつある農地もあります。昨年、イノシシの足跡が鮮やかな農地が今年もそうでした。元気なのはそうした動物たちばかりです。

筆界未定地の農地売買は可能

申請地が筆界未定地である農地の所有権移転、つまり農地法3条許可が可能か、少し調べてみました。農地法3条の趣旨は農地の耕作が継続されることを勧めていますから、不許可の理由に明確に該当しない限り、権利移動は許可されることになっています。公表されている各地の農業委員会議事録を見ても筆界未定地が許可されている事案は多々あります。譲渡人が隣地との境界トラブルを抱えておらず、譲受人も申請地が筆界未定地であることを承知して耕作を続けてくれるなら、農地として今後も活用されるわけで、特に農業後継者がいない譲渡人にとって不都合はないわけです。

所有者不明農地の処分

来月は地元の農地パトロールを予定していますが、やはり近くにある所有者不明農地の処分にメドが立つ事例がありました。当該農地は所有者が明治期に海外移民してその子孫の所在も不明となっていました。現在はその所有者の兄弟の子孫が管理していますが、地元におらず耕作もせず、ずっと僅かですが固定資産税と農地保全の負担を続けておられました。幸い当該農地を購入したいという農業者が現れたので、購入希望者の支援もあって、管理者が不在者財産管理人選任申立を行い、このたび裁判所から売却処分の許可を得た次第です。この種の農地については、農地バンクが間に入った形での利用権設定は行えますが、耕作者としてはいつまでも自分の所有地にすることはできないため、借り手は現れにくいと思います。今回、こうした形で解決の道が開けたことを嬉しく思っています。

農地利用最適化推進大会

全国に先駆けて熊本県内のすべての市町村農業委員会に農地利用最適化推進委員が置かれるようになりました。それを受けて第1回の熊本県農地利用最適化推進大会が本日開かれ参加しました。県知事の15分にわたる農業とのかかわりを語る話も興味深かったのですが、事例発表で登場した隣県の市農業委員会の取り組みは、昨年度、全国トップの農水大臣表彰を受けただけあって、大いに参考になるものでした。一口に言えば同市の事務局長の行政推進力・資質の高さにあると思いました。委員の動かすために基礎データの提供が必要ですし、農地の借り手と出し手をマッチングさせる直接的機会の提供と、借り手の意欲を高める補助施策の創出など、役所の職員の能力次第で課題解決はかくも図られると実感しました。

不動産活用

金融資産の遺産分割はしやすいのですが、あまり活用されていない不動産については、相続にあたって最も取り扱いを悩ませる資産です。何も活用しなければ固定資産税や保全管理の負担だけが残ります。農地については貸しても借地料はけっして高くありません。仮に自分で耕作しても高収益は一部の作物に限られます。住宅や宿泊所として貸すのも同じことです。いっそのこと売却した方が、何十年分の利益が得られるかもしれません。