カテゴリー別アーカイブ: 農地活用 農業参入

初めての台湾行き

近く機会があり、初めて台湾を訪れます。台湾大学農場視察などが楽しみです。一人当たりのGDPでは日本に迫っており、これから先、今まで以上に交流が進む地域ですし、気候変動により農業分野で学ぶ点も多いと思います。

所有者不明土地問題

昨夜のBS番組で所有者不明土地問題について取り上げていましたので、ついつい見てしまいました。現在、九州の面積に匹敵する土地が所有者不明土地となっていて管理や利活用の障害となっています。土地の登記を見ても所有者が不明であるとか、相続がなされていないため共有者の一部が不明という事例が多くなっています。もともと資産価値が低い土地はもちろんですが、そうした土地は売買や賃貸の対象にならないので、余計荒れ果てて価値が下がることとなっています。評価が低い土地であれば自治体が行う固定資産税の徴収の動機も手間を考えれば低くなるのが自然です。そのために所有者を特定して登記情報と権利を合致させることがないまま放置されています。相続を義務化することもあまり効果があるとは考えられません。所有権を弱めて短期間で実質的管理者に所有権を認めてあげるような、土地は公共財という転換が解決に効果的だと思います。

早めの土地利用対策を

年初に周辺の農地所有者を対象にした農地利用アンケートのため、約30世帯を訪問しました。それから本日までに1割に相当する所有者が亡くなられました。いずれも高齢だったとはいえ相続が必要となる土地が増えてきています。子孫が農業生産に従事するとは限りません。元気なうちに対策が必要です。

実質的な年度末の日に

官公庁など4月から翌年3月までが事業年度の事業体にとっては、金曜日である本日が実質的な年度末だろうと思います。昨日出席した地元の農業委員会においても事務局長が定年を迎え、本日午後に退任辞令の交付を受けると話されていました。退任後は、ミカン生産に携われるそうで、農業を選択した理由として定年がないからと語っておられました。もちろん再任用という選択肢があったかもしれませんが、中山間地域の農地の有効活用や担い手づくりという農業政策にかかわる仕事をされていた観点からは、自らその世界へ挑むという進路選択にすがすがしさを覚えました。そのすがすがしさと対極をなしているのが、4月の市広報紙に掲載された、2月19日に東京都狛江市と「災害時における相互応援に関する協定」を締結したときの両市長同士の握手の写真。先方の市長はセクハラ疑惑で渦中の方のようです。こちらの市のホームページには出ていませんが、協定そのものはありがたいですが、あまりいい気持ちはしないものです。

頼れる委員となりたい

農業委員会の委員の一人として頼れる存在となりたいものです。本木賢太郎、松澤龍人、飯田淳二共著『農地・農業の法律相談ハンドブック』(新日本法規出版、3000円+税、2018年)を頼れる一冊にふさわしいか吟味しながら今読んでいます。

農業委員会活動強化推進大会

昨日、県内の農業委員や農地利用最適化推進委員が参加しての大会が開かれ、私も参加しました。ずいぶんな人数ですので、農業委員会を維持するコストはずいぶんな経費になるなと思いました。それに見合う貢献ができるか、身が引き締まりました。

野菜の値段もそれぞれ

この厳寒で冬場の野菜高騰が話題になりましたが、それはどちらかというと、なべ物や煮物に使われる種類であって、当社で生産しているミニトマトはそれほどでもありません。寒いとハウスの暖房代がかかる一方で、サラダ需要が冷え込みます。インフルエンザの流行で学級閉鎖による給食需要の落ち込みもあります。生野菜需要が増える環境を期待しています。

農業者年金

農業委員会の委員の役割の一つとして農業者年金の加入推進というものがあります。最近は、農業法人による農業参入もあります。法人形態が株式会社なら日本年金機構の厚生年金加入となりますが、農事組合法人であれば独立行政法人農業者年金基金による農業者年金に加入できます。法人化されていない個人農家ももちろん加入できます。加入には通常加入と政策支援加入とがあります。後者は厚生年金保険料半額の事業主負担に近く、保険料の一部を国が補助してくれます。ただし、39歳までに加入するなどの条件があります。国民年金だけで老後を賄うよりは安心安定が得られますから、加入条件に合う農業者は十分検討に値する制度だといえます。

農業委員会委員へ相談を

農地等利用最適化推進強化月間ということもあり、農業委員会の委員活動として、「農地中間管理機構(農地バンク)」のPRおよび「今後の農地利用に関するアンケート」の依頼のため、農地所有者宅を訪問しています。所有者の高齢化が進んでいるのを実感します。農地集積や遊休農地の解消は地域の将来にとって重要です。経営規模の拡大を希望する方と農地の貸し付けを希望する方とを結びつけることが可能ですので、今後の農地利用についてぜひ農業委員会委員へ相談してほしいと思います。

ミニトマト出荷開始

今シーズンのミニトマト出荷を本日から開始しました。毎年同じように生産しても天候などの生育環境は異なりますし、その影響で需要も市場価格も変動します。冬春トマトの場合は、暖房にかかる燃料代の値動きも気になります。国際情勢、為替レートも生産原価に影響します。写真は出荷と関係なく、先日乗った肥薩おれんじ鉄道の窓から望む不知火海です。

決算月

当社の決算月は11月。第7期も残り1カ月となりました。農業委員会の委員の役割の一つとして農業者年金加入推進というものもあります。当社は株式会社であるため厚生年金加入していますが、いずれにしても退職から死亡までの間の生活保障には年金が大きな役割を果たしているのは事実です。当社も元気で存続できるように努めていきます。

生命科学の妙

先日読了した『農学が世界を救う!』では、生命科学の分野の解説に興味をいだきました。生長を選択するか、生命維持を選択するか、ストレスの度合いによって生命体が選択する恒常性が不思議でした。社会の動向についても同じような仕組みを感じます。

夏と冬

今読んでいる『農学が世界を救う!』を読むと、農学という分野が生命科学のみならず環境科学の分野にまで広がっているのをよく理解できます。日本の季節もいまや夏と冬しかない感じです。植物には植物の生育に適した環境というものがあります。それを考えるのは人間にしかできません。

農学は世界を救えるか

これから読む本は、生源寺眞一・太田寛行・安田弘法編著『農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦』(岩波ジュニア新書、820円+税、2017年)。農業ビジネスの一端にいる立場とすれば、携わる人材のレベルの低さには驚かされることが多々あります。植物の生長原理を知らない、コスト管理ができない生産者や関連業者はザラです。専門高校に学ぶ人の資質もけっして高くはありません。逆にいえばこんなに楽な事業はないという思いもします。騙されないためにも自ら知る努力がまず必要です。自分を救えないことには世界を救うまでにいたらないという自戒を込めて読んでみます。

農地パトロール体験

いわゆる耕作放棄地となっている農地がないかを調査する農地パトロールに参加しました。地元とはいえ初めて足を踏み入れる場所もあります。合間に旧所名跡とはいえないまでも隠れた地域スポットの存在にも気づかされ飽きない体験でした。割と身近な場所にイノシシやシカが出没している形跡も見ることができました。