投稿者「admin」のアーカイブ

所有者不明土地対応の法改正の動き

地元の里山保全のための交付事業適用へ向けた取り組みが進んでいます。その際に対象森林の条件として所有者の同意が必要となります。登記地目が農地であっても非農地証明が取得できれば、対象の見込みがあります。山林は筆界未定や共有地も多く、相続人不明のままとなりがちです。ところで、これら所有地不明土地に対応した法改正の法案提出が2021年秋を目指して動いているとのことです。地籍調査の円滑化・迅速化、固定資産課税台帳の探索利用可能化、地方公共団体による筆界特定申請の導入、土地管理人選任などさまざまな措置が検討されているようです。こうした動きもフォローしたいものです。

感染症対策の影響

新型コロナウイルス感染症対策の影響で出席予定の会議行事の一つが中止になりました。どうしても開く必要がないものについては賢明な判断だと思います。いろんな組織団体の意見集約でも書面でできるものはそれで済みますし、環境が許せばテレビ会議で十分だと思います。効率的な会議運営が主流になることを歓迎します。

外国人と付き合う前に 

在熊ベトナム人の相談に乗っている方の話を聴く機会がありました。ベトナム人の生活習慣や考え方からくる日本人雇用主とのコミュニケーションの齟齬が理解できました。何よりも雇用主側の規範意識にも問題があることに恥ずかしい思いを抱きました。第三者の立場から外国人を支援する体制の充実が必要だとつくづく感じる時間となりました。

仮装行列イベントは迷惑

熊本市中心部へ用があるため、出かけましたが、ちょうど混雑の原因となる熊本城マラソンの道路規制が長時間実施されていました。テレビ中継も見ましたが、仮装してダラダラ公道を走るこのイベントはたいへん迷惑です。フルマラソンの記録をみても競技として価値があるものではなく、格下の大会となっています。

研修機会の提供

集合型の研修で悩ましいのは、開催日と会場の設定です。参加者によって平日がいいとか土日がいいとかというのがあります。講師の方も所属先次第では同様の制約があります。会場を押さえるのも困難です。条件が良いところは早めに埋まってしまいます。自動車で来場する参加者が多いため、無料駐車場スペースが豊富な会場が好まれます。一方、懇親会セットとなると、公共交通機関が充実している街中が適しているわけで、万人受けする機会提供はありません。感染症が心配される環境では、いっそのこと在宅オンライン、しかもオンデマンド受講がもっともいいかもしれません。

次年度研修への目配り

所属団体の研修事業を担当する会務に携わっている関係で、次年度の研修テーマを検討しました。タイムリー性や業務への密接度もありますが、分野によっては理解度も考えなくてはなりません。それにしても法制度に振り回されている感の内容もあります。悩ましいところです。

投票率アップの秘策は

来月は熊本県知事選挙が行われます。このため、有権者への啓発がいろいろ予定されています。宇土市では子ども向けのクイズ投票企画もあります。その問題に中に棄権したら罰金がある国を答えさせるものがあります。義務投票制というものですが、先進国ではオーストラリアが導入しており、罰金が2000円くらいということもあって、投票率は90%以上ということです。ただ、この義務投票制も誰もが立候補できない強権的な国では、見せかけの民主主義を取り繕う道具にもなっています。もちろん日本では、任意投票制です。しかし、県内に14市ありながら天草市はだいたいトップにあり、宇土市はかなり下位にある原因は何なのか、もっと探ってみたいものです。

行政行為の橋渡し

国や地方公共団体といった行政主体と私人との間の活動を行政行為といいますが、私が担っている行政書士や民生委員児童委員、人権擁護委員という職務は、この橋渡しを行う側面があります。特に国民の権利の利益を実現するには、国民自身ではその正当な授権を可能にできないことがあります。行政の限られたマンパワーでは周知や申請等の手助けができないことが十分あり得ます。国民に近い立場で手助けをするパワーが求められています。場合によっては、行政の怠慢や運用の誤りを正すことも必要でしょうし、法令等を見直す政策提言も必要だと思います。しかし、そうした橋渡しを行う人材が少ないと感じています。仲間を増やす取り組みを続けたいと思います。

明治の法制官僚なら

国家公務員法の定年延長規定は、検察庁法には適用されないという過去の政府見解が明らかにされました。そうなると、時の政権におもねる検察官を検事総長へ据えるために定年を延長するのは誤りとなるのですが、法務大臣の答弁はこれを無視する内容でした。法律を破って就かせた検事総長がいるというのでは、世界の笑いものです。近代国家のグランドデザインを描いた法制官僚の研究者の山室信一氏(写真の書籍の著者の一人)なら何と言われるか、聞いてみたい気がします。

早春のイベントご案内

以下のご案内をいただいたので紹介します。【以下引用】
一般社団法人水俣病を語り継ぐ会では「水俣病を朗読で伝える」ことを目的に、今年度も「第4回早春の朗読会」を2月23日(日)14:00から、水俣市総合もやい直しセンター3階ホールにて開催します。
亡くなった石牟礼道子さんの3回忌との気持ちも込めて、参加者一同一年間練習を重ねてきました。光永さんのピアノ、小出さんの朗読もお楽しみください。
ご多忙とは思いますが、ご参集いただければ幸いです。朗読会終了後、16:30からホールの隣で「茶話会」も行いますので、併せてご参加ください。
事前の連絡等はご不要です。

人権教育の難しさ

昨日も人権擁護に係る研修受講の機会がありました。研修の内容は概ね賛同できましたが、ある人権侵害の課題を語るときに、その侵害事案が発生した原因に関係する制度のもともとの運用趣旨を理解していないフシがありました。侵害事案を生んだのは、その制度を悪用した者に責任があるわけで、もともと正当な権利の利益実現のためにある制度の趣旨を正確に説明しなければ、受講者に誤った理解を押し付ける研修となりかねません。講師の資質を考えさせられる研修でした。研修に使用された某県教育委員会企画制作のDVDの中でのセリフの中に業種蔑称があり、チェックがずさんだなと思いました。

言葉によって成る民主主義

戯曲作家から大統領となりチェコの民主化を導いたハヴェルの著書『力なき者たちの力』が、今月のNHK Eテレ番組「100分de名著」で取り上げられています。同書の中に「権力はみずからの嘘に囚われており、そのため、すべて偽造しなければならない。過去を偽造する。現在を偽造し、未来を偽造する。統計資料を偽造する。全能の力などないと偽り、何でもできる警察組織などないと偽る。人権を尊重していると偽る。誰も迫害していないと偽る。何も恐れていないと偽る。何も偽っていないと偽る。」という一節があります。国会での質疑を思い浮かべると、権力の本質を的確に表現した言葉だと思います。だからこそ言葉の力を研ぎ澄まさないといけないと感じます。

同性婚にどう向き合うべきか

昨日の投稿で私が所属する熊本県行政書士会が作成した同性カップル支援チラシについて取り上げました。同性婚が認められていないので一部自治体ではパートナー宣誓制度があるわけですが、これでは異性婚に準じるものという扱いにもとられてしまいます。やはり本筋は正面切って同性婚も認める法改正が必要なのではと思います。ちなみに憲法は両性の合意に基づく婚姻を定めていますが、ここでいう両性は異性だけでなく同性も含むものと現代では解釈されますので、改憲の必要はありません。どうも同性婚を認めたくない勢力がこのテーマについては違憲として護憲の立場なのが不思議です。

法律の遅れを補完する

2月2日の地元紙上で、このたび熊本県行政書士会が作成した、LGBTカップル支援のチラシが紹介されていました。現在、熊本市では県内唯一のパートナーシップ宣誓制度が設けられていますが、いざ相続の場面になると、民法で言う配偶者の扱いとはなりません。このため、本会ではそれを補完するため、公正証書による遺言書等の書面を作成することを勧めています。

史実を知れば笑えない

今回の新型コロナウイルス感染の対応をめぐる武漢市当局の初期対応や中国国内における武漢帰りの人に対する差別混乱を揶揄する報道が見られますが、水俣病やハンセン病をめぐる行政や住民の対応の歴史を少し振り返ると、笑えない気がします。他にも韓国における法相や検察に対する権力者の影響行使が注目を集めたことがありましたが、これについても我が国において法律に反した行動をとった人物を大臣に据えたり、権力に近しい人物を検察トップに置こうと画策したりと、その浅ましい出来事を知ると、隣国のことを笑っている場合なのかと思わされます。

評価ポイントの怪

例年アンケート回答を行っている学校評価アンケートのポイントの振り方と結果評価に疑問を持っています。同アンケートでは、評価ごとに次のポイントが振られています。そう思う:4点、ややそう思う:3点、あまりそう思わない:2点、そう思わない:1点。もっとも否定的な評価でも1点もらえるようになっています。しかし、回答結果を示す横棒グラフでは、横軸が0点から4点となっており、つまり表示の必要がない0~1点の帯があり、平均値が中心よりかさ上げして見えるようになっています。たとえば、保護者の評価では、教職員のやる気・使命感のポイントが2.25となっています。2ポイント台ということは、どちらかといえば、否定的な評価を付けた保護者が大勢を占めたというわけですが、横棒グラフ表示では中心より右にぶれるため、高く見えるよう錯覚を誘っています。ちなみに当の教職員自身の評価平均は4ですので、一人として否定評価はないというのが驚きです。保護者と教職員の評価のずれが大きいのに驚きました。

額縁もいろいろ

昨日とある画材店を訪ねて叙勲用の勲記や勲章を収める額縁を見てきました。いい値段するのですが、やはり受章した方は買い求めるようです。勲章ケースには略章も入っていて、受章者が亡くなっている場合は、その略章も額縁に収めるそうです。いろんなしきたりがあるものだと勉強になりました。自宅床の間に鎮座しています。