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セイムタイム・ネクストイヤー

バーナード・スレイド原作『セイムタイム・ネクストイヤー』という芝居があります。国内では加藤健一事務所が1985年に下北沢の本多劇場で初上演し、当時、観劇した体験があります。カリフォルニアのコテージで偶然出逢ったドリス24歳とジョージ29歳が、その日以来、一年に一度、同じ日に同じ場所で、秘密のデートを重ねていくという物語です。劇では5年に一度、25年間にわたる場面が演じられ、米国の悩める時代背景も織り込まれ、味わい深い内容です。つまり、49歳のドリスと54歳のジョージとなるまで。キャストは、ドリス役が当時20代の高畑淳子さんで、ジョージ役が劇団代表の加藤健一さんということで、これが舞台俳優なんだなと、ずいぶん感動した思い出もあります(ついでに述べると、最近はそれぞれの第2世代が演じているそうです)。それだけに、近年の高畑さんの活躍は気になっていました。今はたいへんだと思いますが、5年経てば環境も変わってくるでしょう。その間、関係者としっかり向き合うしかないと思います。
5年スパンという区切りは、私の中学時代の同窓会もその間隔で開いており、次回は今年度となるわけですが、熊本地震も発生して慌ただしい中でどう扱うのか、劇の終盤のジョージと同い年になった私はまだ決めかねている現状です。

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笑顔で会話が終えられればいい

なんとなく点けた昨夜のNHK総合テレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」にJ1広島の監督が登場していて、ついつい最後まで観てしまいました。いろいろお役立ちポイントはありましたが、人を起用する立場の人にとって、最も困難なのが相手を理解できるかということです。番組中も監督業は「心を預かる仕事」という表現がありました。人との接し方については、どのような環境でも思い当たるフシがあると思いますので、一部を抜き書きしてみました。まずは、会話の最後は笑顔で終わることを実践できればいいと思います。
人との接し方その1「いつでもどこでも話しかける」…ただし、相手の心に響くベストなタイミングを狙うことが大切。
人との接し方その2「声をかけるときは”質問”から」…相手の考えを聴く前に自分の意見を伝えると、押しつけになるのを戒めたい。
人との接し方その3「笑顔で終わる」…会話の最後はポジティブなイメージで締めると次にいい結果が生まれる。

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人工光合成

農業ビジネスに携わっていることもあり、光合成には関心があります。植物の場合は成長エネルギーを獲得するわけですが、これが人工光合成となると、どのようなエネルギ―の獲得が期待できるのかについてはよく承知していません。これから関連解説本を読んでみたいと思います。

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変わる相続制度

8回シリーズで朝日新聞で連載中の企画記事「変わる相続制度」を関心持って読んでいます。財産があってもなくてもいろいろと面倒なことに振り回される現実があるようなので、たいへんだと思います。当事者同士では常識的な相場感がつかめないときには、ぜひ専門家を交えて協議することをお勧めします。

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りんごの注文が始まりました

熊本でなぜ「りんご」と思われるかもしれませんが、監事を務める水俣病センター相思社で例年おこなっています。さっそく私も注文しました。40年近く前に国体開催地が青森・長野と、りんごの産地が続き、りんごの美味しさに直に触れた経験があるのですが、相思社が扱っているりんごは良質です。詳しくは、下記(相思社サイトから引用)を参照願います。

りんごのご注文受付を始めます

今年もおいしいりんごができそうです。
今から30年以上前、水俣病との出会いがきっかけで農薬の使用を最低限まで減らしてやってきた長野県佐久穂町の須田さん一家。
研究を重ねた手法やその思想は、二代目たちにしっかりと受け継がれています。
とはいえ水俣と佐久穂、直線距離で860km。この距離をできるだけ縮めるために私たちは機会を見つけては顔を合わせるようにしています。今年は、東京で二代目の生産者たちと合宿。また、生産地に取材にも行きました。詳しくは「のさり」をダウンロードして読んでいただければ嬉しいです。
http://goo.gl/Oz5miB (約10MB)
りんごお買い求めはインターネットからできます。ぜひどうぞ。
http://goo.gl/9K8oxy

 

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賃上げは人材確保に必須

10月1日から適用される熊本県最低賃金が21円引き上げられて時給715円となることが決まりました。ただし、大都市の引き上げ額は大きいですから、年々その差は開いていきます。東京都とは200円、福岡県とも50円違います。熊本県でも北部は福岡県への通勤圏ですから、対抗上、最低賃金ギリギリでしたら、優れた人材の確保がままなりません。当社も賃金引き上げを実施する予定です。

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地蔵まつり

23日夜、例年よりは規模が小さくなった地元・宇土市の地蔵まつりの造り物を見て回りました。本町通りから離れた新町や城之浦地区は、今年出展がなくて残念でしたが、いつか復活するのを期待しています。全般に熊本地震からの復興をテーマにした作品が多く出てました。市長が造り物として登場しているのも今年ならではかと思います。これを見てほどなくして、本物の市長を見かけてご挨拶することもできました。そのこともあって今回の中でたいへん印象深い造り物でした。

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日日草

昨日、ミニトマトの播種を行いました。昨年の同時期は台風で日照不足が続きましたが、今年は晴天が続く一方、高温に留意したいものです。
写真は同日午前に訪ねた八代農業高校で見かけた日日草。花言葉はいろいろあるようですが、この名前からは日々精進の重要性を思い起こさせます。

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分断を越える

このところ「分断」というキーワードが脳裏をかすめます。それは、世界の分断であったり、格差社会における分断であったりします。時に分断を利用した政治や暴力が横行している印象もあります。たまに書店を眺めると、やたらと心理学とか心理術的なハウツー本が目につきます。これも分断に悩む対処術として流行しているのかなと思います。しかし、重要なのはなぜその分断が生じているのかを考察することであって、分断を利用する勢力の意図を見破る知識なのではないかと思います。それが、表面的な心理対応となれば、いわば芝居を演じているのにほかならず、何も根本的な解決にはいたらないと考えます。分断の危機に乗じた心理学ブームにごまかされず冷静に現実を見る眼が大事です。

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海洋航行問題のミスリードは危険だ

日本の接続水域や排他的経済水域を他国の公船や漁船が航行していることをもって、あたかも緊張が高まっているいるかのような情報発信の裏には、何か別の意図があるかもしれないと思います。接続水域や排他的経済水域というのは、沿岸国の主権下にない公海です。ごく限定的な管理権は認められていますが、退去を要求できるような法的根拠はありません。逆に日本も他国の接続水域や排他的経済水域を自由に航行できるので、過剰反応すれば、大きな不利益を被る恐れがあります。法治国家としてのリーダーたちの器量が問われる問題です。
写真は甲佐町やな場でのあゆ料理です。クールダウンにはもってこいです。

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核先制不使用ならいいのか

米ワシントン・ポスト紙が8月15日に報じたところによると、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍晋三首相がハリス米太平洋軍司令官に「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として、反対の意向を伝えたそうです。このニュースの伝え方だと、被爆国として反対するのが当然と受け止められますが、果たして先に使用しないならそれでいいのかという気がします。次期米政権が、トランプ氏になれば、たとえオバマ大統領が先制不使用に踏み切ったもそれが取り消される可能性があります。先制であれ後出しであれ、自制心に欠ける人物が発射ボタンを押せること自体が危険きわまりないというしかありません。つまるところ、一旦、核兵器を手にしたらそれが抑止力を持つという確証はまるでなくて、あるのは地球規模の破滅しかないということです。不使用に留まらず廃絶しか目指すべき道はありません。

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それでも、日本人は「戦争」を選んだ

加藤陽子著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫、750円+税、2016年)をごく短期間に読み終えました。歴史のナビゲーターとしてのお手並みに心地よい満足感を抱きました。こうした仕事ぶりに感動できる歴史家としては、他に山室信一氏を覚えるぐらいです。著書の中では改めて知る事実が多々ありました。たとえば、重要な方針があまり議論されないまま最高決定されてきたこと。満蒙開拓移民がどのようにして募られて悲劇を起こしたかということ。陸軍が表向きは国民受けする改革者として振る舞いながら、実のところは別の狙いを達成するべく動いていたこと。国民を満足な食糧を賄う見込みもなく、軍隊もまた戦争へ突き進んだことなど。特に国民の心理を分断させ、誤った国策に導かれることがあることは、現代においても最も警戒しなければならないことだと考えます。そしてそれは国柄を問わず力を保持したい勢力が取りたがる手法です。分かりやすい敵が仕立て上げられるときこそ、裏に何があるのか、クールに考えることが重要であることを痛感します。

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中高生も中高年も学べばいい

昨日から加藤陽子著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫、750円+税、2016年)を読み始めています。中高生向けの連続講座が下敷きになっているのですが、著者の講義をこの年代に聴けるのは貴重です。著者の専門は1930年代の日本近代史。書名にもある通りまさに戦争を選んで進んだ時代に精通されています。職場の大学では文学部の学部生や院生が対象とのことですが、政治や法律を学ぶ学生も知っておかなくてはならない時代ですし、中高生のみならず中高年にも広く伝える価値の高い解説だと感じました。

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戦争体験

けさの朝日新聞で、旧知の元新聞記者の写真が載っているのに気づきました。NPO法人「ここよみ」が募集した戦争体験の作文募集に応じられたそうです。そして、都内の大学生がその作者に会って話を聴く活動をしていることが紹介されていました。もっともその元記者の方は、終戦時に確か小学6年生ぐらいだったかと思うので、従軍体験はないのですが、当時やがて従軍せざるをえないと考えていただろうと思います。どのように戦争をとらえていたのか、ぜひとも読んでみたいと思います。また、同日の新聞の読書面では、浅田次郎氏の短編集『帰郷』の書評が載っていました。こちらの著者は1951年生まれですから、まるっきり戦後生まれです。そうはいっても接した世代が戦中ですから空気感はよくつかまえていると思います。

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考える楽しさ

テレビ番組がリオ五輪や夏の甲子園の放映時間に割かれているときに、昨夜再放送のEテレ「モーガン・フリーマン 時空を超えて」は、面白くついつい最後まで見てしまいました。テーマは、「“時間”は存在するのか?」というものでした。時間は実在せず、空間から推察されるという説、宇宙の光の速度の変化をはかることで、実在を証明できるという説もあるそうです。もしも時間が実在しなければ、移動時間を短くするような交通ビジネスが売る対象は、時間でなく何なのかという気がしますし、矢沢永吉の「時間よ止まれ」という歌も成立しなくなるのではと思います。今という瞬間しかないのであれば、自分という存在もその瞬間ごとに別ものというのも、わからないではないですが、そうなると過去や将来の自分の行為に対して人は責任をとらなくてもいいことになります。賃金の決め方も変える必要があります。五輪の競泳でも、ある瞬間にプールサイドにどれだけ近い位置にいたかで獲得するメダルの色が異なることに意味があるのかということになります。そもそも時間は人間が勝手に脳で作った仕組みの一つに過ぎないとも言えます。と、いろいろと考えて楽しい番組でした。

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猛暑続き

毎日こうも暑いと屋外へ出るのは避けたいものです。仕事によっては屋外に出ることが必然というのがあるでしょうが、熱中症になる危険があまりにも高いといわざるをえません。ここは無理せず時期を移すしかありません。ユキマサくんへの1票をお願いします。